花粉症対策は切実な問題
2050年までは花粉症対策が必要
日本人の4人に1人の割合でかかると言われているのが花粉症だ。
花粉症はアレルギー性の疾患で、植物の花粉を吸いこむことで症状が起こる。
花粉症の症状は日本人だけがかかるのではなく、他の国でこの病気で悩む人は多くいる。
日本には様々な樹木が植えられているが、限定された樹木の花粉が原因ではない。
50種類を超える花粉によって症状が起こる。
ただその中でも「スギ」「ヒノキ」の2種類が原因で花粉症にかかる人が多いと言われている。
昭和の時代に植林が全国的に行われ、その後に成長して花粉の飛散量が増加している。
2050年あたりまでは花粉の飛散量は減らないと言われており、2050年までは花粉症で悩む人が多いと言える。
マスクと眼鏡で物理的に保護することが大切
花粉症で悩む人は、日頃からしっかりとセルフケアをすることが必要だ。
いろんな方法があるが、その中でも物理的に花粉をカットする安全な方法がある。
「マスク」「眼鏡」を着用することで、花粉を吸いこむのを防止することができる。
一般に花粉症用のマスクや眼鏡を着用すれば、吸い込む花粉量を6分の1に減らすことができる。
ゼロにすることはできないが、花粉症の症状を軽減する効果は高いと言える。
ただ自分の顔のラインにピッタリフィットするアイテムを選ぶことが大切だ。
隙間ができてしまうと、そこから花粉が入っていき、症状を引き起こしてしまう。
花粉を自宅の中に持ち込まないようにする
外出をすると、知らず知らずのうちに花粉が衣類に付着してしまうことがある。
この状態のまま室内に入ると、室内で花粉が舞って花粉症の症状を引き起こしてしまう。
そのため自宅に戻ったら、玄関に入る前に衣類に付着してしまった花粉を払い落とすことが大切だ。
室内に入ったら、掃除を行って花粉を吸いこんでしまうようにしたい。
また衣類の選び方次第で、花粉が衣類に付着しにくくなる。
一般に羊毛で作られた衣類は花粉が多く着きやすいと言われているので、この素材を使った衣類を着用して外出しないように心がけることも大切だ。
免疫力を落とさないようにする
免疫力が低下すると、花粉症の症状が起こりやすくなる。
そのため免疫力を高めるような生活を心がけることも重要である。
まずは規則正しい生活を心がけ、適度に運動をするようにしたい。
運動不足になるとストレスもたまりやすいし、血行不良を起こしてしまう。
また食事では、健康維持のために必要な様々な栄養素を摂取できるような献立を考えることも重要だ。
なるべくジャンクフードなどを控え、野菜や果物も上手に取り入れながら、偏りなくいろんな食品を食べるように心がけることが大切だ。