留学の準備をしよう

留学をすると決めたなら、実務面と学習面の両方で準備を進めていくことになります。
留学のための準備は少なくとも1年前から行うようにしなくてはいけません。
短期間の留学であっても、学校によっては入学資格があったり
出願時期に制限があったりということがあるので
あまりのんびり構えずに予定は先に先に動くようにしましょう。
留学準備にはいくつかステップがあり、それぞれの段階で
やっておくべきこと、決めておかなければならないことがあります。
留学準備のステップ
2. 留学方法(短期or長期)を選択する
3. 留学する大学の候補を決める
4. 留学に必要な条件を満たす
5. 出願手続きを行い、試験があれば受験をして通知を受ける
留学する目的、動機、専攻を明確にする
何よりもまず最初にしておくべきことは、留学をするという動機付けを
自分の中にしっかりと持てるようにするということです。
よくある失敗例のケースが、「日本的な教育が嫌だから」というような
消極的な理由で留学をするというものです。
似たようなものに「留学をすれば帰国したあとで泊がつくから」といった
留学先で何をするかということを明確にしないまま、
ただ留学できればどこでもいいというような感覚でいる場合もあります。
留学は費用も時間も大きくとられるものですし、正直学習する内容も
日本の大学に比べればかなり厳しいものになっています。
異国の地で一人モチベーションを維持していくためには、
まず自分が何をするために留学をするのかという目的意識を
しっかりと持つことができるかということが重要になります。
目的が決まれば、さっそく調べてみよう
目的がはっきり決まれば、2番目以降の項目を決めるのはそう難しいことではありません。
アメリカ留学の場合、受け入れ先となりやすい大学について
詳細に説明をしてくれるサイトなどもあるので、そちらを参考に
自分のやりたいことに近い学科のある大学を選んでいきます。
アメリカ留学の場合、本格的に編入をする数年単位のケースの他、
短期的に語学習得のために渡米する手軽な方法もあります。
どのくらいの期間を留学に費やすかによってかかる費用も変わってくるため、
必要経費の目安なども情報を集めておくようにしましょう。
特別な専攻科目を受講するために留学をするときには、
まず一定レベル以上の英語力があることや基礎的な学力があることを
事前にチェックされることがあります。
入学試験に相当するものですが、日本の試験とは全く違っており
論文の提出や過去の実績・学力などが重要視されます。
アメリカの大学においては主体性を持ってグループワークに参加できることが
第一条件となるので、積極的な性格をアピールできるように準備をしていく必要があります。
また、実務的な手続きとして費用の工面や居住先の決定といったことも
大学が決まったあとにはしていかなくてはいけません。