移住先でできること
都会の喧騒に疲れて田舎でのんびり暮らしたいという人が急増している。私もその中の一人だ。また、若い人を中心に田舎への移住人気が高くなっている。この背景には、インターネットの普及により、都会での勤務が必須条件でなくなってきたことも関係しているようだ。ここでは、田舎暮らしをするにあたって必ず通らなければならない地域コミュニティーとの関係や地域外の人とのつながりに関して解説してみた。
移住先ではコミュニティーとの関係を保つことを優先させる
地域コミュニティーでは地域行事に出席することが必須だ。「この地域で住むという決意」をしたら、地域行事にとことん参加するべきだ。地域行事への参加とあいさつまわりは引っ越す前に済ませておくといいだろう。日本の地域コミュニティーは固い結束でむすばれているので、最初は戸惑うかもしれない。だが、慣れてくればフレンドリーに接してくれるのだ。実際私の友達が田舎暮らしで移住したときは、村落にある18件の家全てを回ってあいさつしたそうだ。田舎ではとにかく信頼関係を構築することが必須である。そして、1回だけの訪問だけでなく、村落の行事にも積極的に参加することで、いい関係が築けるとのこと。信頼関係を上手く作るには、なによりも積み重ねが大切だ。
地域だけでなく外部の人とのつながりも大切
田舎暮らしを続けていくためには、村内のコミュニティーだけでなく、村外の方との関係もとても大切である。いくら若い人が田舎に移住したとしても全体的な集落からの流出数が多いため、稲刈りの時期になると、村内だけでなく、外部からヘルプをしてもらうこともある。また、移住とはいかなくてもその場所に通ってくれる人や、好きになってくれる人を増やすもの移住者の役目だ。例えば、田舎を好きになってもらえるように暮らし体験イベントを企画したり、稲作地のオーナー制度をスタートさせたりして外から通ってもらう人を増やしたりする企画も積極的にする。つまり、観光でもなく、移住者でもなく、地域に多様に関わる人たちを増やすのも移住者の役割なのだ。
高齢者宅で親交を深める
日本の村落では、都会以上に高齢化が進んでいる。そのため、移住者は、足が不自由なおばあちゃんや腰を患っているおじいちゃん達と一緒にお茶を飲んだり、畑の手伝いをしたり、片付けといったボランティアをするとさらに村内のコミュニティー内で人目置かれる存在になるだろう。また、その際に片付けで昔のブランド物も出てくるはずだ。こういった場合は、スムーズに部屋の中をきれいにするために買取専門店の宅配買取を利用して買取ってもらうと、片付けだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんが生活に必要なお金を得られるだろう。
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まとめ
田舎暮らしではコミュニティーへの貢献度が移住を成否を決する。そのため、村の行事に参加するのはもちろん、コミュニティー外部とのやり取りをして、コミュニティーの活性化を則す必要がある。