テレワークで地方移住は増える?
テレワークが注目されてきた理由
テレワークを導入している会社や企業が増えてきているが、新型コロナウイルス感染症を機にテレワークが注目されるようになった。
感染対策の一環としてテレワーク導入が促進され、在宅で勤務する社員も徐々に増加してきた。
テレワークによって毎日の通勤ラッシュから解放され、自由な時間が増えるなど、生活がより快適になった人も多くいるだろう。
在宅で仕事ができれば、勤務先のあるエリア周辺に住む必要はなくなってくる。
地方へ引っ越しをしたとしても、仕事への影響がないと考える人も多いと言える。
ただ地方在住はメリットと言える部分もあるが、実際には不便に感じる部分もある。
地方在住によって生活費が抑えられる
地方移住のメリットは複数あるが、何と言っても生活費をより低く抑えられるという点は大きな魅力と言える。
生活費の中でも特に大きいのが家賃だが、都市部に比べて地方の方が賃貸住宅の家賃は低い。
また食品に目を向けてみると、地方の方が魅力的だと言える。
都会よりも新鮮な食材を簡単に入手することができるし、都市部よりも安く購入することが可能だ。
年間を通してフレッシュで味のいい食品をリーズナブルに手にすることができる。
家族との時間を大切にできる点も嬉しい
家庭を持っている方にとって、家族との時間は特に大切にしたいと思うことだろう。
毎日朝早く出勤し、夜遅くまで働いているとなかなかプライベートな時間を確保することが難しくなる。
テレワークでは出社が必要ないため、会社までの移動時間を全て家族のために使うことができる。
家族との絆もより一層強くなるし、健康という点でもいい影響を与えてくれる。
また地方は都市部よりも人口が少ないため、リラックスした気分で生活を送っていくことが可能だ。
静かな環境でのんびり暮らすことで、日々穏やかな気持ちをキープすることができるだろう。
仕事の悩みを気軽に相談できない面もある
地方在住は、のんびりと暮らしながら生活費を低く抑えられる点が大きなメリットである。
ただ一見魅力だらけに見える地方在住だが、デメリットと言える点もあるので注意が必要だ。
地方に引っ越すと、同僚たちと積極的にコミュニケーションを取る機会が減ってしまう。
コミュニケーションを取る機会が少なくなれば、仕事や悩みに関して気軽に相談することが難しくなってしまう。
地方では商業施設などの数が都市部に比べて少なく、買いたいものが見つからない場合もある。
電車の本数も都市部に比べて少ないため、公共の交通機関を利用する時に不便さを感じる可能性もある。
メリットだけではなくデメリットも色々とあるため、一概に地方在住が魅力的だとは言い切れない。