0円空き家で費用を抑えよう

0円空き家が増えてきている理由

新鮮な野菜や魚が簡単に手に入る。自然に囲まれてのびのびと生活できるなど、田舎では都会にはないいろんな魅力がある。
しかし都市部から田舎へ引っ越そうと思ったら、住居を探さなければならない。
費用が多くかかるので躊躇ってしまうが、0円空き家を利用すれば初期費用を随分と低く抑えることができる。

現在空き家は全国各地にあり、どんどん増えていている。
他県に住んでいるなどの理由で、実家が不要な人がいる。

実家に住んでいなくても、固定資産税といった維持費がかかってしまう。
今後住む必要がないのに維持費がかかるくらいなら手放したい、そんな希望を持った人が0円で引き取ってくれる相手を探している。

0円空き家探しは空き家バンクで

0円空き家を探す場合に役立つのが、自治体が多く運営している空き家バンクだ。
民間の不動産会社が扱っていない物件もあるので、掘り出し物が見つかる可能性もある。

空き家バンクは自治体が運営しているので、移住をしたい地域に関する情報も豊富に持っている。
その土地に関する情報を積極的に提供しており、疑問に思うことがあれば何でも答えてくれる点は魅力だ。
空き家バンクではいろんな物件を扱っているので、もしも物件探しに興味を持っているのであればじっくりと見てみるといいだろう。

0円空き家の持つ大きなメリット

0円空き家の最も大きなメリットは、何と言ってもただで家が手に入るという点だろう。
家を手にするためには費用が多くかかるので、資金が不足している場合には簡単に家を持つことは難しい。
しかし0円空き家であれば、すぐにでも家を手にすることができる。

ただ0円空き家はリフォームをしていないので、場合によっては補修をしなければならない。
0円で手に入っても、購入後に補修のための費用が掛かることは事前に理解しておく必要がある。

ある程度自分でリペアできる人であれば、工務店を利用せず安く補修ができる。
0円空き家は、補修ができる人にとっては魅力的に感じられるだろう。

税金がかかる点にも注意が必要

0円空き家を入手する前には、補修が必要なことだけではなく税金に関しても理解しておく必要がある。
0円空き家を譲渡してもらった場合、様々な税金がかかる。

0円空き家を手にすることは、土地と家の両方に関して贈与を受けたことになる。
0円空き家も贈与税の対象になり、贈与税を支払わなければならない。
また同時に不動産取得税がかかるので、注意が必要だ。

さらに土地と家の取得権移転のため、登記をしなければならない。
登録をする際には、登録免許税がかかる。
このようにいろんな種類の税金がかかるので、0円で簡単に家を入手できるわけではないことを理解しておこう。